長崎市で仕出し・オードブルの縁結びです。

7/30(日)は土用の丑の日です。

そこで、代表的な「関東風」と「関西風」のうなぎの食べ方について解説します。

関東風

関東の一般的なうなぎの開き方は「背開き」です。武士の街である江戸では、切腹を連想させる「腹開き」は縁起が悪く敬遠されていたため、背開きによるさばき方が定着しました。

また 関東のうなぎの調理方法は、蒸し焼きが一般的です。 白焼き(素焼き)で身を柔らかくしたあとに、タレをつけて仕上げ焼きをしていきます。

蒸し焼きは余分な脂が落ちるため、ふっくらとした仕上がりになるのが特徴です。一度火を通すと調理時間が短縮されることから、せわしない性格の江戸っ子気質に合う調理方法といわれています。

関西風

関西のうなぎのさばき方は「腹開き」にするのが一般的です。商人同士の「あらいざらい話す」という熱心な意気込みが原点で、商売で栄えた関西ならではの風習ともいわれています。

また関西風は「蒸す」工程がなく、じっくりと焼いていくので調理時間が長いのが特徴です。 商人は、時間をかけて商談するため「焼く時間が長い方が丁度いい」とされていました。